アトピーの人が歯医者で抜歯後の抗生物質を飲むべきかどうか考察してみる

今日、歯医者で、右の奥歯を抜歯しました。

そこで、歯医者でもらったのが、

 

[deco_bg image=”postit1″ width=”400″]■抗生物質
(アモキシリンというペニシリン系抗生物質)

痛み止め
(ロキソプロフェンナトリウムというプロピオン酸系の薬)
[/deco_bg]

の2つでした。

抜歯後は、感染症の予防のため、抗生物質を3日間、朝・昼・夜と飲んでくださいとのことでした。

 

「はーい」と返事をしたものの、自分の心の中で、

「ん?ちょっと待てよ」と思いました。

 

「抗生物質って、確か、腸の中のいい菌もすべて、殺してしまうんだよな。」

これって、アトピーの人にとっては、致命的になるんじゃないかと、不安が頭によぎりました。

アトピーの人にとって、腸内環境の健全化は、ほんとに大事なことです。

その環境を崩すものを安易に飲んでいいものだろうかと、すぐに疑問に思ったんです。

これまで、皮膚科を信じて、ステロイド

 

病院が言うこと=絶対に正しい

 

ということではないのは痛いほど自分の身をもって経験していますし、

はっきりいって今の僕は、処方される薬に関しては

『ちびまる子ちゃん』の永沢君なみに疑り深いです。

2013-04-21_13h35_08

 

というのも、以前風邪をひいた時、処方された抗生物質を飲んだとき、

アトピーがかなり悪化した経験
があるのですね。

それ依頼、できる限り、抗生物質や、薬といわれるものは使わない生活を送っていました。

ちなみに、ここ10年は風邪などもひいてないですし、市販の薬、医者の薬も飲んでいません。

(例外的にインドへ放浪しに行った時は、水にあたり死にかけ、向こうで薬を飲みました。インドでの病気はインドの薬を用いるのが鉄則らしいです^^;なぜか、駄菓子屋とかと一緒に薬も売られており、死ぬほど不安だったのですが、治りました。インド恐るべしです^^;)

 

さて、この抗生物質。飲むべきかどうか。

 

まず、歯医者の先生に、自分がアトピーであること。抗生物質を飲むとアトピーが悪化するので、
飲みたくないことを正直に話しました。

そして、これは絶対に飲まなくてはいけないのか質問しました。

そこで、返ってきた答えは、

抜歯後の感染症の予防が目的なので、抗生物質はできる限り飲んだほうが良いこと。

1度飲んでみて、アトピーが悪化するようなら、やめても良いということ。

 

もし、体調が悪化するようなら、またご連絡くださいということでした。

「うーん、1度は飲まなきゃならんのね^^;」

 

 

先生の言ってることもわかるし、その場は、「わかりました」と言って帰ってきたものの、

はっきり言って、その1回飲むのが「嫌」なんです。

 

わがままですいません^^;

 

飲むべきか飲まないべきか、1人家に帰ってからも考えていました。

 

 

「いや、医者がそう言ってるんだから、飲めよ。当たり前だろ」と、イライラしてこのブログを読まれている方もいるかと思います。

でも、アトピーの人にとっては、ここはかなり、大きな問題なのです。

 

少なくとも、僕は迷った。だから、このサイトでこの記事を書いています。

同じように悩んでいる人がいるんじゃないかと。

 

 

正直、今の自分の腸内環境はかなりベストの状態です。

アトピーも完治してますし、これは今までの努力の賜物でもあります。

 

それが、抗生物質1粒で崩れ去るかもしれません。

2013-04-21_14h04_51 → 2013-04-21_14h11_48

 

とにかく、ネットで探してみました。

すると、出るわ出るわ、アトピーという限定的な情報はなかったですが、

やはり、歯医者の後の抗生物質を飲むことにためらいを感じている人も多いということが分かりました。

 

その理由は、やはり抗生物質を飲んで、下痢になったり、肌が荒れたり、アレルギー症状が出たことあるという、ご自身の体験によるところが大きいようです。

やはり、それでも飲んだほうがよいという意見もある一方で、

こんな記事もありました。

 

抜歯で抗生物質を飲むべきか

 

親知らずの抜歯後、抗生物質は必要ですか?

 

この記事を読み、必ずしも飲まなくてはいけないものではないと感じ、

僕自身の結論としては、

「飲まない」

を選びました。

もしも、腫れてきたり、何か悪化症状が出てきたら飲もうと思いました。

 

つまり、自己責任ということですね。

 

今回のこの決断が正しいことなのかどうかは
わかりません。お医者さんは、飲むようにといっているのに、飲まないわけですから、
正しくはないのでしょう。

しかし、僕自身、アトピーの悪化と、もしかすると感染症の危険を天秤にかけた時、
アトピーの悪化はどうしても避けたいことでした。

 

この決断の極めつけは、愛読している、この本の影響があります。

病気にならない人は知っている
病気にならない人は知っている ケヴィン トルドー Kevin Trudeau 幻冬舎 2006-11
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全米で900万部を突破している、ベストセラーの本ですが、ここに人が病気になる4つの要因について書かれています。

それは、体内毒素の蓄積が多すぎる、栄養不足の状態にある、電磁波の悪影響を受けている、精神的ストレスを抱え込んでいる、この4つらしいです。

 

中でも、体に入る毒にはさまざまなものがありますが、何が1番毒なのかというと、実は処方薬・市販薬が最大の毒だということです。病気を治すために飲むべきものだと私たちは無意識に考えていますが、その薬自体を一度疑うという視点は、今の薬依存症になっている現代の人達にも大切なことだと感じます。

 

ちなみに、この本では、抗生物質の服用について、こんな風に書かれています。

抗生物質を飲むと、大腸経由の排出能力は著しく低下する。抗生物質は、小腸・大腸内の善玉菌をことごとく殺してしまう。そのため悪玉の酵母菌、とくにカンジダ菌が異常発生し、消化器官にはびこる。カンジダ菌そのものも大量の毒素を発生させるが、カンジダ菌が増えると消化が鈍り、ガスの発生や便秘の原因となる。 ケヴィン・トルドー『病気にならない人は知っている』より一部抜粋

 

 

感染症の予防なら、まずは免疫を高めること。だと僕は感じます。

つまり、十分な睡眠や、栄養、酵素を摂るなど、そういった自然な力を大事にして予防していきたいなと思います。

 

今回の記事は、あくまで、僕自身の個人的な意見と、それに伴う選択であり、当然その結果として症状が悪化しても、自己責任での選択です。

この記事を読んだからといって、安易に信じないでください。

人それぞれ、持病や体の状態も違うと思いますので、僕と同じように選択したことで、症状が悪化したとしても、当サイトでは一切責任はとれません。

さまざまな人からアドバイスをもらうこと、医師にきちんと相談すること、その上で、選択していただきたいと思います。

 

ちなみに、なぜ今僕が歯医者に通っているかですが、これもアトピーと関係しています。

実は歯とアトピーというのは、とても密接な関係がありますので、この辺りもまた別の記事で解説していきますね^^

 

今日も読んでいただいてありがとうございました^^

2 件のコメント

  • はじめまして☆
    まったく同じようなことを考え
    検索でお邪魔しました。
    先程抜歯し、抗生物質とロキソニンに似たジェネリックを処方されました。
    飲まない決断の、その後歯の状態はいかがでしたか?

    • がらみゅさん

      コメントありがとうございます^^
      管理人のマツバです。

      はじめまして!

      この記事を書いたのが数年前のことですが、
      特に、自分の場合は飲まなくても何事もなく過ごせました☆

      お一人お一人によって状況も違うと思いますので、
      絶対大丈夫と言えないのが歯がゆい所ですが、
      同じ思いを持たれた方がいらっしゃることは嬉しかったです^^

      万が一のこともあるので、基本はお医者の指示に従うのが良いと思われますが、
      できるだけ抗生物質などを使いたくない思いすごくよく分かります^^;

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    アトピーを完治させて10年ほどになります。アトピーを完治させる方法をこれまで自分の体で試しながら長年研究してきました。このサイトでは、アトピーでお悩みの方や、健康的な体を手にれたい人のために役立つ情報をお伝えしていきます^^

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